日本植物病理学会報
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Pseudomonas cichoriiの選択分離培地
植松 勉Armand TAKATSU大畑 貫一
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1982 年 48 巻 4 号 p. 425-432

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抄録

レタス腐敗病の病原細菌の一種であるPs. cichoriiを土壌および被害残渣から分離するための選択分離培地を考案した。その組成は,KH2PO4 0.5g, Na2HPO4・12H2O 3g,酒石酸ソーダ8g, (NH4)2SO4 5g, MgSO4・7H2O 25mg, Na2MoO4・2H2O 24mg, EDTA-Fe 10mg, L-シスチン50μg,メチルバイオレット1mg,フェネチシリンカリウム50mg,アンピシリンソーダ10mg,セトリマイド10mg,シクロヘキシミド25mg,フェノールレッド20mg,チウラム・ベノミル水和剤100mg,テルル酸カリウム25mg,寒天15g,蒸留水1lである。Ps. cichoriiの本培地での集落形成率はKing B培地よりも高く,酵母エキス加用普通寒天で分離される土壌細菌集落の92.9∼99.9%が本培地では阻止された。

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