東北農業試験場
北陸農業試験場
1988 年 54 巻 1 号 p. 9-14
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ツルマメの紫斑病抵抗性の遺伝子分析を行った結果,抵抗性は作用力が異なる二つの優性遺伝子によって支配されると推定された。二つの抵抗性遺伝子は,単独でも栽培品種のなかでもっとも抵抗性強品種の花嫁より強い抵抗性を示し,硬実性,草丈,種皮色, 100粒重とはほとんど連鎖していないと推察された。したがって,ツルマメの抵抗性遺伝子は,紫斑病に対し高度な抵抗性をもつダイズ品種の育成にとって有効と考えられた。
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