大阪府立大学農学部
1989 年 55 巻 1 号 p. 69-71
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サテライトRNAがサテライトRNAをもたないCMVに感染している宿主に移行して病徴を変化させうるか否かについて,宿主に明瞭な病徴をひき起こすサテライトRNAを用いて実験したところ,汁液接種,アブラムシ接種,刃物による接触,葉面による接触の4とおりの方法で容易に移行が起こることが知られた。また,用いた二つのサテライトRNAの間では干渉が認められ,サテライトRNAに起因する被害の回避に弱毒化したサテライトRNAが利用できる可能性が示された。
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