性格心理学研究
Online ISSN : 2432-695X
Print ISSN : 1345-3629
日本版NEO-PI-Rの作成とその因子的妥当性の検討
下仲 順子中里 克治権藤 恭之高山 緑
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1998 年 6 巻 2 号 p. 138-147

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抄録

本研究の目的は日本版NEO-PI-R作成とその因子的妥当性の検討である.NEO-PI-Rは人格の5因子モデルに基づく人格テストで, 青年から老人までを含む幅広い年齢層に適用するよう作られ, 元はCosta &amp McCrae (1985, 1992b) により公刊されたものである.NEO-PI-Rをバックトランスレーションをふくむ何回かの予備的検討を経て日本版を作成した.次に本テストを学生245名と老人232名からなる対象者に施行した.Cronbachのα係数, 探索的因子分析, プロクラステス法による確認的因子分析から, 本テストが十分な信頼性と妥当性を持つことが示された.結果は比較文化的文脈からも考察された.

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© 1998 日本パーソナリティ心理学会
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