心身医学
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Hospital Anxiety and Depression Scale日本語版の信頼性と妥当性の検討 : 女性を対象とした成績
八田 宏之東 あかね八城 博子小笹 晃太郎林 恭平清田 啓介井口 秀人池田 順子藤田 きみゑ渡辺 能行川井 啓市
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キーワード: HAD, 抑うつ, 不安, 信頼性, 妥当性
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1998 年 38 巻 5 号 p. 309-315

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抄録

この研究では, 大学および職域においてhospital anxiety and depression scale (HAD)の日本語版の妥当性と信頼性を検討した.大阪府と京都府において, 1983年に, 106名の学生と62名の勤労者を対象に調査は行われた.信頼性を決定するために, アイテム間相関と内的一貫性を求めた.STAIとSDSを用いて共存的妥当性を調べた.両者の集団において, 感情障害の頻度は19〜26%であった.Cronbachのα係数は, 不安尺度に関して0.8であったが, 抑うつ尺度に関しては0.5以上であった.HADの不安尺度とSTAI得点とのSpearmanの係数は, 学生の場合0.65であり, 勤労者の場合0.63であった.HADの抑うつ尺度とSDSとの同係数は学生の場合0.46であり, 勤労者の場合0.50であった.HAD日本語版は, 女性において感情障害スクリーニング法として有用であると考える.

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© 1998 一般社団法人 日本心身医学会
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