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日本小児腎臓病学会雑誌
Vol. 24 (2011) No. 2 p. 198-203

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http://doi.org/10.3165/jjpn.24.198

総説

 ステロイド抵抗性ネフローゼ症候群 (SRNS) の予後は,メチルプレドニゾロンパルス療法 (MPT) およびシクロスポリン (CsA) をはじめとする種々の免疫抑制剤の導入によって劇的に改善された。しかし,これらの治療にも反応せず末期腎不全に陥る難治性SRNSも存在しており,このような症例に対する新たな治療法の開発が望まれている。リツキシマブはB細胞表面に発現する分化抗原CD20に対するモノクローナル抗体であるが,近年,難治性NS患者に対する新規治療薬として世界的に注目を集めている。今回われわれは,過去に報告されたSRNSに対するリツキシマブ療法の8報告 (多施設共同研究2編,症例報告6編),ならびに自験例を検討し,リツキシマブ療法の現状と問題点を述べる。

Copyright © 2011 一般社団法人 日本小児腎臓病学会

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