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生理心理学と精神生理学
論文ID: 1414re

記事言語:

http://doi.org/10.5674/jjppp.1414re


規準化脈波容積(NPV)は,PGac/PGdcとして表される。ここで,PGacおよびPGdcとは,それぞれ指尖光電容積脈波(PG)の交流および直流成分のことである。我々は,本評論において,まず理論的圧-容積曲線を用いて,安静時から心理的ストレス時へかけての,これらPG指標に対する血管抵抗増加および血圧上昇の効果を検討した。NPVは動脈血容積の脈動成分と直に比例関係を成すこと,これに対し,PGacおよびPGdcは血行力学的にはるかに複雑であることが確認された。とりわけ,ストレス・マーカーとして,NPVは他の2指標よりも鋭敏であることが予測された。次いで,心理的ストレス時対安静時におけるこれらPG指標(とくに,NPV)に対する効果が,両者ともすでに脅威的状況下にある場合で検討された。手指の挙上は,脅威的状況下の心理的ストレス時であっても,血管抵抗増加を減じることで初期値の法則が働くのを和らげると示唆された。基礎と応用におけるNPV活用とかかわるいくつかの留保事項が議論される。

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