生理心理学と精神生理学
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ヒトの生体リズムを考慮した快眠技術
野口 公喜中野 紀夫
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2007 年 25 巻 1 号 p. 73-87

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抄録

動物の体には光環境へ適応し行動を調節する仕組みがあり, 生体リズムがその中核を担っている。ヒトの場合, 陽が沈み暗くなる夜間, 深部体温が低下しメラトニンホルモンが分泌されて眠気が高まり活動レベルが低下する。本論文では, 前半で生体リズムの指標である深部体温とメラトニンを取り上げ, 生理現象の日内変動と睡眠との関連について述べる。後半では, 室内生活空間において光環境および寝室環境を機能的に整備することで快適な睡眠覚醒を支援するための具体例を述べる。

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© 日本生理心理学会
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