日本補綴歯科学会雑誌
Online ISSN : 1883-177X
Print ISSN : 0389-5386
治療のゴールとしての短縮歯列 (SDA)
欧州の文献を中心に
大野 純一
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47 巻 (2003) 5 号 p. 736-744

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抄録

欧州を中心に発展してきた, いわゆる短縮歯列を治療のゴールとする考え方 (Shortened dental arch concept) に関し, 患者を用いた臨床研究の文献考察を行った.研究対象となった短縮歯列患者の多くは機能的, 審美的に満足のいくもので, 経年的な研究でもその咬合状態は安定しており, 治療のゴールの1つの選択肢となり得るものであった.しかし, これまでの研究は特定の患者群 (大学病院への来院患者) における, ある一定のパターンの歯列が対象であるため, 今後より大きなサンプルを扱った, 多施設共同臨床研究での長期にわたる研究が待たれる.

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