日本補綴歯科学会雑誌
Online ISSN : 1883-177X
Print ISSN : 0389-5386
上顎中切歯をIPS Empress (Staining technique) により修復した症例
羽田 詩子
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51 巻 (2007) 3 号 p. 592-595

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抄録

症例の概要: 上顎左側中切歯の不良補綴物による審美障害を主訴に来院した. 上顎両側中切歯をEmpress (Staining technique) により修復した症例.
考察: オールセラミッククラウンの製作にあたり, 天然歯の形態と色調の再現が重要である. 審美的, 機能的, 生物学的適合性に満足を得るためには, 診断用ワックスアップ, プロビジョナルレストレーション, 支台歯形成, 歯肉圧排などが重要なファクターであると考えられる。
結論: 症例によっては前歯クラウンにStaining techniqueを用いることは有効である. 歯槽骨長からコンタクトポイント最下点までの距離が5mm以下であれば, 歯間乳頭が下部鼓形空隙を埋める形態となり, 審美的に満足のいく結果が得られる.

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