ロールシャッハ・テストと比較した図版Zテストについて
ジャーナル
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1959 年
29 巻
6 号
p. 396-398
詳細
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発行日: 1959/03/31
受付日: 1958/10/31
J-STAGE公開日: 2010/07/16
受理日: -
早期公開日: -
改訂日: -
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訂正情報
訂正日: 2010/07/16
訂正理由: -
訂正箇所: 論文抄録
訂正内容: 訂正前 : 3枚の図版からなるZテストが10枚の図版からなるロールシャッハ・テストとどの程度に一致平行するのか, またどのような側面で一致が見られるのか, を各変数および変数間比率の一致を連合係数で算出することにより検討した. 被検者は44名の非行少年と36名の中・高校生である.
21のテスト変数と8個の変数間比率につき両テストの連合を見たところ, 15の変数と6個の比率の間に5%以下の信頼水準で有意の価を得た. 十分な一致を見なかった変数で最も重要なものは色彩反応に関するものでCFとSum CおよびFC:CF+Cが有意であったのに対し, FCおよびCは有意な一致を示さなかった. これらは更に資料を増し具体的な事例を検討することにより解明して行かねばならない今後の課題である.
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