点滅光の検出と明かるさのマッチングにおける反応の傾向の一貫性
ジャーナル
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1970 年
41 巻
3 号
p. 163-166
詳細
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発行日: 1970 年
受付日: 1970/06/12
J-STAGE公開日: 2010/07/16
受理日: -
早期公開日: -
改訂日: -
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訂正情報
訂正日: 2010/07/16
訂正理由: -
訂正箇所: 論文タイトル
訂正内容: 訂正前 : 点滅光の検出と明かるさのマッチングにおける反応の傾向の-貫性
訂正後 : 点滅光の検出と明かるさのマッチングにおける反応の傾向の一貫性
訂正日: 2010/07/16
訂正理由: -
訂正箇所: 論文抄録
訂正内容: 訂正前 : 下記の実験仮説を検証する為に, 点滅する小光点の検出と点滅光と持続光のあかるさのマッチングを2名の高校生に, 6日聞ずつ2回, 間に一カ月の期間をはさんで行わせた. 仮説 (1) の刺激の点滅頻度に伴う反応の効率の動揺と反応の変動の傾向とは類似している. (2) 刺激光の点滅頻度がひとしければ, 異る作業の間でも同一人では変動の傾向は類似している. さきの実験にもとづくL-L型・H-L型の判定基準によってこの結果を分類すると, 両被験者共, 効率の動揺も反応の変動もL-L型であった. ことに同じ作業の中では反応傾向を示す曲線はよく一致していた. 異る作業の間では分類基準の上からは同一型になるが, 曲線形が一致するとまではいかなかった. 仮説 (1) は十分に検証されたが (2) については曲線形の一致について, マッチング以外の作業で検出と比較してみる必要がある. マッチングの曲線形に凹凸の大きいのは, 点滅光のあかるさを判断するのが因難だからである.
今回の高校生には, さぎの実験の大学生にはあった練習による変動の減少がなかった.
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