達成動機づけ理論の期待と誘因価の関係
ジャーナル
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1971 年
42 巻
4 号
p. 220-223
詳細
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発行日: 1971/10/10
受付日: 1971/08/16
J-STAGE公開日: 2010/07/16
受理日: -
早期公開日: -
改訂日: -
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訂正情報
訂正日: 2010/07/16
訂正理由: -
訂正箇所: 論文抄録
訂正内容: 訂正前 : 達成動機づけに関するAtkinsonの“期待-誘因価モデル” (M×P×I) においては, 期待と誘因価の関係, すなわちIs=1-Psがその特徴であるが, この関係に達成動機水準のかかわりがあるかどうかを検討した.
小学校6年生児童を対象に, TAT法によってn Ach得点を測定し, 高n Ach群と低n Ach群の被験者群を構成した (Msの決定). まず5種類の課題を提示し, それぞれの困難度が容易から困難までに異なっていると教示した (Psの決定). 次に各課題の遂行で成功したことを予想させ, そのときの快的感情を5段階評定尺度で判断させた (Isの決定).
分析の結果, 期待と誘因価の関係はAtkinsonのモデルが示す傾向となったが, 達成動機水準が違うと, この傾向に差がみられた. すなわちIs=1-Psの関係に達成動機水準がかかわりをもつことが明らかとなった.
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