蘇生
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症例報告
コンパートメント症候群の診断・治療選択に近赤外線分光法が有効であった2症例
鴛渕 るみ若松 弘也松田 憲昌松本 聡松本 美志也
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2014 年 33 巻 1 号 p. 21-25

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抄録

 コンパートメント症候群は,筋区画内圧測定により診断・治療を行う。筋区画内で適切な血液の潅流によって酸素運搬が行われることが重要であり,そのモニターとして,近赤外線分光法(near-infrared spectroscopy:NIRS)により筋区画内の局所酸素飽和度(regional saturation of oxygen:rSO2)を測定することは,理にかなった方法である。減張切開が必要となったコンパートメント症候群で,筋区画のrSO2を測定したところ低値を示した2症例を経験した。減張切開の適応判断に,NIRSが有用となる可能性がある。

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© 2014 日本蘇生学会
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