蘇生
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レポート
我々麻酔科医はいかに救急救命士の業務拡大に対処すべきか
嶋田 文彦
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2014 年 33 巻 1 号 p. 6-9

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抄録

 救急救命士の業務は年々拡大している。これにともない,我々麻酔科医の気管挿管実習指導等の負担も年々拡大している。しかし果してこれらの「救急救命士業務拡大が患者の心肺蘇生・社会復帰率の向上に寄与しているか」結論は出ていない。麻酔科医不足が社会問題化する中で,「麻酔科医が救急救命士の業務拡大にともなう実習指導に多大な時間をさく」ことが正しいといえるのか,はなはだ疑問である。私の救急救命士気管挿管実習指導経験および所属メディカルコントロール内における心肺蘇生状況を紹介し,その中で感じた点を麻酔科医の今後への問題提起とする。

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© 2014 日本蘇生学会
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