日本農村医学会雑誌
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看護研究報告
ケアカンファレンス活性化に向けての取り組み
小林 美幸中沢 京子
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2006 年 55 巻 4 号 p. 408-411

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抄録

 交代制勤務でチーム医療をしている看護の場では情報の共有・スタッフ間の意志統一・患者の問題解決のため,カンファレンスが欠かせないものとなっている。しかし,当病棟のカンファレンスは,継続性に乏しく内容も有効な場となっていないのが現状であった。そこで,カンファレンスについてスタッフがどのように考えているか,十字形チャートを用いて問題点を分析し,カンファレンスを効果的に行なうためのアプローチについて検討した。検討後,病棟独自のカンファレンスルールを決めて行なった結果,カンファレンスが活性化した。また,看護記録監査においても改善前と比較すると監査数値が上昇したので報告する。

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© 2006 一般社団法人 日本農村医学会
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