抄録
過疎化・高齢化が著しい中山間地域においては, 医療機関を受診するための交通手段の確保が重要な課題となっている。JA愛知厚生連足助病院では, 三河中山間地域で健康的に暮らし続けるための仕組みづくりを目指す「いきいき生活支援事業」の一環として, 平成22年度に引き続き, 平成23年度も輸送事業の事業化に向けた実証実験を行なった。その結果, ドアツードア送迎に対する患者・家族のニーズが大きいことを再確認できたが, 事業化するためには乗合率の向上や一定の利用者負担が必要であることも明らかとなった。