日本農村医学会雑誌
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短報
腹腔鏡下子宮全摘術後の腟断端離開に対する腟壁輪状二重切開閉鎖法の考案
島袋 剛二吉田 卓功尾臺 珠美塚田 貴史中村 玲子山内 郁乃佐藤 達也萬年山 悠郡 詩織塗師 由紀子西田 慈子北野 理絵平田 麻実市川 麻以子遠藤 誠一坂本 雅恵
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2017 年 66 巻 1 号 p. 91-94

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抄録
 腹腔鏡下子宮全摘術後の腟断端離開に対して考案した腟壁輪状二重切開閉鎖法が,低侵襲な修復術式として有用であった1 例を経験したので報告する。症例は子宮頸癌の未経妊・閉経後女性で,術後24日目に小腸脱出を伴う腟断端離開を認めた。骨盤内の感染徴候はなく,翌日に本術式を経腟的に施行した。腟内を生理食塩水で洗浄後に脱出小腸を還納し,腟断端手前の腟壁全周に輪状切開を2 列おき,腟を二重に縫合閉鎖した。術後3 日目に軽快退院となり, 5 年間のフォローアップで再発所見もなく経過良好である。本術式は腟腔が狭く,腟式操作が困難な未経妊女性には特に効果的であると思われる。
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© 2017 一般社団法人 日本農村医学会
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