日本農村医学会雑誌
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農村におけるプライマリ・ヘルスケア確立に関する研究
世代間栄養摂取特性と食生活改善運動の課題
山根 洋右吉田 暢夫中川 昭生阿部 顕治福島 哲仁尾崎 米厚
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1987 年 36 巻 2 号 p. 106-115

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抄録

島根県一農村を対象に若年層, 中年層, 高年層の世代間特性に関する栄養調査を行なった。高年層では, 栄養摂取状況が所要量に満たず, 食品群別にみても不足している食品が多い。若年層も含めて各世代とも, 日本型食生活パターンの特徴を示した。世代別の食生活改善指導が今後, 重要と考えられる。
長期臥床者とその介護者の食生活はきわめて劣悪な状態にあり, 社会的対策の確立が高令者のプライマリ・ヘルスケア充実とともにいそがれる。
農村婦人は食生活改善について多様かつ積極的ニーズをもっており, 地域の生活実態と住民のニーズに合った新しいcommunity nutritionの推進が重要となっている。

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© (社)日本農村医学会
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