日本農村医学会雑誌
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トラニラストによる肝障害について
湊 志仁余 心漢服部 光治椎貝 達夫
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1999 年 48 巻 2 号 p. 111-115

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抄録

抗アレルギー薬トラニラストは, わが国で開発され, 頻用されている薬である。我々は最近10年間に本剤による胆汁鬱滞型肝障害を7例 (男性5例, 女性2例) 経験したのでまとめて報告した。全例トラニラスト服用平均30日で血尿と排尿時痛で発症し, その後黄疸を呈した。肝機能障害の程度は, 軽度のものから黄疸の蔓延するものまでさまざまであったが, 全例休薬により平均27日で軽快した。

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© (社)日本農村医学会
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