リハビリテーション医学
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胸腰椎損傷に対するanterior two-rod plate手術の脊柱可撓性・日常生活動作等に関する術後成績
高橋 和久井上 駿一北原 宏南 昌平吉永 勝訓出沢 明
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キーワード: 脊椎脊髄損傷, ADL
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1987 年 24 巻 3 号 p. 145-151

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抄録

新しい胸腰椎用instrumentation,anterior two-rod plateを用い,前方除圧固定術を行った胸腰椎損傷16例に関し,X線学的,神経学的および術後ADLの経時的改善状況につき成績を検討した.ADL評価にはBarthel Indexを使用した.粉砕骨折による不全麻痺例では,神経症状,ADLともに良好な改善が認められ,本手術法のよい適応と考えられた.脱臼骨折例は損傷部以下の完全麻痺例が多く,神経症状の回復は認められなかったが,脊柱の支持固定性の再建とshort fusionによる脊柱可撓性の温存により,早期よりのADL訓練が可能となった.

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© 社団法人 日本リハビリテーション医学会
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