リハビリテーション医学
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脳卒中片麻痺患者の体力低下の要因
間嶋 満上田 敏
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キーワード: 片麻痺, 体力
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1990 年 27 巻 1 号 p. 53-57

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抄録

1) 40~60歳代で患側下肢機能が,上田らの片麻痺評価法によるグレード7~8であり,かつ実用的屋内歩行能力を有する男性脳卒中片麻痺患者の,循環系の側面からみた体力低下の要因を検討した.
2) 対象は40~60歳代の片麻痺患者10例と,同年齢層の正常男性8例である.心拍数が100拍/分となる運動時の酸素摂取量を,循環系の側面からみた体力の指標とした.また,酸素摂取量の測定と同時に,1回心拍出量を色素希釈法を用いて実測した.
3) 心拍数が100拍/分となる運動時の酸素摂取量と1回心拍出量は,片麻痺患者において,同年齢層の正常男性に比して有意に低下していた.
4) 片麻痺患者の体力低下は,主に心拍数が100拍/分となる運動時の1回心拍出量の低下によることが明らかとなった.

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© 社団法人 日本リハビリテーション医学会
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