リハビリテーション医学
Online ISSN : 1880-778X
Print ISSN : 0034-351X
TKR後のより大きな可動域を得る術後訓練の一工夫
吉野 槇一中村 洋黄田 道信東海林 宏
著者情報
ジャーナル フリー

27 巻 (1990) 3 号 p. 171-174

詳細
PDFをダウンロード (647K) 発行機関連絡先
抄録

TKR後の可動域をより増すために術後訓練を次のように工夫した.
1) 訓練中の疼痛を軽減するため,開始1時間前にNSAID座薬を用いる.
2) 徒手他動的ROM訓練の準備運動としてCPMマシーンを用いる.
3) CPMマシーンによる準備運動後,直ちに徒手他動的ROM訓練を開始する.
4) 術後7~10日位までに術中に得られた最大屈曲角度まで屈曲する.
5) その後,退院するまで少なくとも1日1回最大屈曲角度まで屈曲することを続ける.
以上の方法に従って術後の訓練を行ったところ,術後可動域は平均131°へと増大し,そのうち50%はfull flexionが可能になった.

著者関連情報
© 社団法人 日本リハビリテーション医学会
前の記事

閲覧履歴
feedback
Top