リハビリテーション医学
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健常人の聴覚および視覚の言語性,非言語性P300の検討(第1報)
伊藤 多枝子音成 龍司村山 伸樹和田 泉伊賀崎 伴彦高野 孝太
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1997 年 34 巻 4 号 p. 277-282

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抄録

本研究では20~80代の健常者35名を対象にして,視覚および聴覚刺激を言語性と非言語性とに分けオドボールパラダイムを行った.その結果,聴覚,視覚の非言語性,言語性刺激いずれにおいてもP3潜時と年齢とに高い相関が得られ,また言語性P3は非言語性よりも長潜時であり,一年当たりの延長率も高値を示した.P3は刺激によらず一定の頭皮上分布を示しPz最大であった.刺激を非言語性,言語性に分けて得られた今回の結果により,今後事象関連電位を言語性疾患患者に応用していく.

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© 社団法人 日本リハビリテーション医学会
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