リハビリテーション医学
Online ISSN : 1880-778X
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脳卒中患者の下肢長潜時反射
機能障害との関係
園田 茂高橋 修田中 尚文岡島 康友千野 直一
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キーワード: 反射, 脳血管障害, 片麻痺
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35 巻 (1998) 6 号 p. 419-426

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抄録

脳卒中痙性片麻痺患者11名の立位下肢長潜時反射(LLR)を測定した.足関節を毎秒20度で0度から8度まで背屈させ,前脛骨筋表面筋電図を記録した.刺激は両側,患側,健側の3通りとし各々5試行を平均加算後,潜時と振幅を測定し,Stroke Impairment Assessment Setの得点と比較した.両側刺激患側導出LLR潜時は下肢運動麻痺および感覚項目合計との関係が強かった(r=-0.76,r=-0.91).運動麻痺または感覚障害の強い患者では一側刺激患側導出LLRを誘発できず,患側刺激健側導出LLRが大きく延長した(r=-0.74,r=-0.60).感覚障害の有無により健側刺激健側導出LLR潜時にも有意差を認め,LLRには通常の求心路と遠心路以外の関与も考えられた.

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© 社団法人 日本リハビリテーション医学会
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