リハビリテーション医学
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下肢機能障害者のAnaerobic threshold (AT)
再現性と妥当性
谷津 隆男
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40 巻 (2003) 4 号 p. 235-240

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抄録

Arm crank ergometer (ACE)での下肢障害者のAnaerobic threshold (AT)の再現性と妥当性を検討した.対象は脊髄損傷(脊損)20例,下肢切断(切断)14例,骨関節疾患(骨関節)29例.ACEで各下肢障害者のATと最高酸素摂取量(VO2Peak)を測定,3週間以内に再測定した.再現性はIntraclass Correlation Coeffcient (ICC)にて,妥当性はATとVO2PeakをPearsonの相関係数にて検定した.ATの検出率は脊損90%,切断71%,骨関節83%,ICCは脊損0.877,切断0.939,骨関節0.937,ATとVO2とのPearsonの相関係数は脊損0.748,切断0.762,骨関節0.706であった.ACEでの下肢障害のATには再現性と妥当性が認められ,下肢障害のphysical fitnessの指標として有用である.

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© 社団法人 日本リハビリテーション医学会
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