The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine
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短報
肩関節拘縮に対する肩関節鏡視下授動術における肩峰下徐圧術とリハビリテーションの重要性
神戸 克明井上 和彦井上 靖雄関根 千晶
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45 巻 (2008) 9 号 p. 612-616

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抄録

肩関節拘縮26 例26 肩に対して肩関節鏡視下授動術に肩峰下徐圧術(ASD)を追加した群としなかった群での長期成績(平均14 カ月)の差と,術後1 カ月の時点で,外旋運動を中心とした外来リハビリテーション訓練回数による可動域の差を検討した.肩関節鏡視下授動術にASDを併用したA群14 例は,男性7 例,女性7 例で,手術時年齢,平均53.7 歳で,ASD併用なしB群12 例は,男性5 例,女性7 例で,手術時年齢平均58.2 歳であった.術後14 カ月時に肩関節可動域は自動,他動ともA群でB群にくらべて大幅に改善し,日本整形外科学会肩関節疾患治療成績評価基準でも有意に改善した.またA群B群それぞれの中で,リハビリテーションを週3 回以上施行した群は週2 回以下の群にくらべ術後1カ月時の可動域改善が大きかった.以上より肩関節拘縮における肩関節鏡視下授動術では肩峰下徐圧術と術後リハビリテーションの重要性を認めた.

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© 2008 社団法人 日本リハビリテーション医学会
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