The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine
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特集『筋肉と筋力増強訓練』
静的ストレッチが骨格筋の柔軟性に与える影響
―超音波による評価
名倉 武雄
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2017 年 54 巻 10 号 p. 752-755

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抄録

骨格筋の柔軟性は,肉離れや筋損傷の予防に重要であると考えられる.静的筋ストレッチは,骨格筋に対しさまざまな作用があるといわれているが一定の見解は得られていない.健常者14名を対象とし,超音波診断装置を用いて静的ストレッチの効果を検討した.ハムストリングに対する1分間の静的ストレッチ前後の中心腱移動距離,筋硬度変化を計測した.また,筋加温の変化についても検討した.その結果,男女ともストレッチ後30分間は中心腱移動距離が増加する傾向を認めた.筋硬度はストレッチ後男性のみ増加する傾向を認めた.筋加温による影響は明らかでなかった.超音波診断装置により,骨格筋に対するストレッチ効果を判定可能と考えられた.

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© 2017 社団法人 日本リハビリテーション医学会
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