The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine
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特集『息切れのリハビリテーション』
慢性閉塞性肺疾患の息切れの機序とそれに対するリハビリテーション
東本 有司
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2017 年 54 巻 12 号 p. 965-968

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抄録

慢性閉塞性肺疾患(COPD)の罹患者は年々増加しており,肺の生活習慣病といわれている.労作時呼吸困難はCOPDの主要な症状の1つで,このために日常生活に支障をきたすことが多い.COPDにおける呼吸困難の機序はまだ十分に解明されていないが,低酸素血症以外にも,肺の動的過膨張やうつ・不安症状なども関連していることがわかっている.呼吸困難に対する薬物治療としては気管支拡張薬の吸入薬が第一選択であるが,症状改善が十分でないことが多く,呼吸リハビリテーション,栄養指導,心理的サポート,社会的サポートなどの包括的な介入が必要である.

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© 2017 公益社団法人 日本リハビリテーション医学会
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