The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine
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特集『不登校のリハビリテーション医療・支援』
小児慢性疲労症候群
―不登校と脳機能―
水野 敬上土井 貴子渡辺 恭良
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2019 年 56 巻 6 号 p. 469-475

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抄録

不登校児童生徒の約半数が該当するともいわれる小児慢性疲労症候群は,3カ月以上の持続的な疲労に悩まされる症候群であり,学校生活・日常生活を意欲的に送ることができず,軽作業でもすぐに疲労・倦怠感が増強される易疲労性と疲労回復機能の低下がみられる.本稿では,主に機能的磁気共鳴画像法(functional magnetic resonance imaging:fMRI)の脳機能イメージング法を用いて,小児慢性疲労症候群患児の高次脳機能である実行機能のうちの注意制御機能の低下,易疲労性および報酬知覚に伴う意欲低下の神経基盤解明に迫る研究成果について概説する.

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© 2019 公益社団法人 日本リハビリテーション医学会
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