The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine
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小児専門病院リハビリテーション部門患児の遠城寺式乳幼児分析的発達検査法における特徴について
後藤 有香真野 浩志北村 憲一
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ジャーナル 認証あり 早期公開

論文ID: 25030

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抄録

目的:遠城寺式乳幼児分析的発達検査法は,0か月から4歳7か月の乳幼児の発達を包括的に評価する検査法で,簡便で短時間に,運動,社会性,言語領域の発達を評価することが可能である.本研究は,小児専門病院である静岡県立こども病院にてリハビリテーション治療を行っている児の,遠城寺式乳幼児分析的発達検査法における特徴を明らかにすることを目的とした.

方法:2022年12月〜2024年11月に実施した遠城寺式乳幼児分析的発達検査法の結果を解析した.383人の児,延べ1,067件を解析対象とした.

結果:全対象者,また超低出生体重児,ダウン症候群児,神経発達症児では,暦年齢・修正年齢とも総合得点および全ての領域・領野において発達指数の低下が認められた.極低出生体重児では,暦年齢で総合得点および全ての領域・領野において発達指数の低下が認められるものの,修正年齢では発達指数の低下は明らかではなかった.ダウン症候群児,神経発達症児では,特に言語領域の発達の遅れが顕著であった.

結論:個々の児の発達の状況,および今回明らかになった疾患・病態別による発達の傾向を考慮しながら,適切なリハビリテーション医療を立案・実施していくことが今後の課題である.

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