日本放射線技術学会雑誌
Online ISSN : 1881-4883
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2. スポット前面採光方式自動露出制御システムの性能評価について(X 線装置-1 消化管撮影装置他)
飯田 聖一郎小笠原 邦子神崎 扇洋野原 孝幸井手 敏典木村 逹西塚 誠一
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1991 年 47 巻 8 号 p. 1037-

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抄録

(a)管電圧依存性の向上。(b)濃度安定性の向上。(c)経時的安定性の向上。(I. Iによる劣化による影響ない)(d)完全なノータッチで撮影ができる。(写真濃度補正ツマミ)問題点としては、読影可能であるが、さまざまな胃の形に対して充分対応しきれていないという点である。これらに関しては現在も検討中であり、新しいソフトウェアーのROMを交換することにより改善されると思われる。このシステムは、従来方式に比べて多くのメリットがあり、特に装置になれない人が撮影する場合に於いても、充分読影可能な写真を提供してくれるシステムだと思います。

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© 1991 公益社団法人 日本放射線技術学会
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