日本放射線技術学会雑誌
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メーカ側の保守管理 (電気系)(「X 線診断装置の保守管理」 (消化器系診断装置を中心に))
橋本 俊一
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1994 年 50 巻 10 号 p. 1795-1797

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抄録

以上述べてきたように, 現在, 保守管理をめぐって保守点検の外部委託制度実施, 医療機器販売業や修理業, GMP改正, ISOへの各製造業の体制整備等, 諸般の状況が, 急速に世界的に同一の規格・基準で評価されつつあり, 施設側とメーカーが協調して保守管理体制を早急に整備する必要があると思われる.一部の製品では既に実現しているが, 装置のデジタル化とCPU化の一層の推進によって, 自動露出制御の動作条件設定のキーボードセッティングや管電圧・管電流等の自動調整化による操作性とサービス性の一層の進展が望まれる.

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© 1994 公益社団法人 日本放射線技術学会
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