大阪市立大学大学院腫瘍外科
2011 年 72 巻 1 号 p. 19-21
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
症例は26歳,女性.増大傾向を示す左腋窩腫瘤を主訴に当科を受診した.乳腺超音波検査にて左腋窩に40×19mmの境界明瞭で内部エコーレベルは均一な腫瘤を認めた.また両側乳腺内に同様の腫瘤を多数認めた.増大傾向を示すことから,悪性病変も否定しえず,全身麻酔下に腫瘤摘出術を施行した.切除標本の病理組織学的検索では異所性乳腺より発生した良性葉状腫瘍と診断された.
日本臨床外科学会雑誌
日本臨床外科医会雑誌
日本臨床外科医学会雑誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら