羽島市民病院外科
2012 年 73 巻 11 号 p. 2931-2935
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症例は57歳,女性.腹部膨満感を主訴に来院した.腹部CT検査で胆嚢結石と,胆道気腫を認めた.炎症所見はなく,肝胆道系酵素の上昇を認めた.胆嚢消化管瘻の合併が疑われる胆石症の診断で,腹腔鏡下手術を施行した.胆嚢底部と横行結腸との間に瘻孔を認めて,エンドカッターで瘻孔を閉鎖して胆嚢を摘出した.術後経過は良好であった.胆嚢消化管瘻に対する腹腔鏡下手術は,積極的に施行すべきと思われた.
日本臨床外科学会雑誌
日本臨床外科医会雑誌
日本臨床外科医学会雑誌
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