横浜市立市民病院心臓血管外科
横浜市立市民病院放射線診断科
横浜市立大学外科治療学
2016 年 77 巻 1 号 p. 46-49
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心臓腫瘍は転移性腫瘍が多く原発性心臓腫瘍は比較的稀である.原発性心臓腫瘍は粘液腫が多くその発生部位は左房に多い.今回われわれは,極めて稀な左室粘液腫を経験したので報告する.症例は77歳,女性.労作時の息切れを主訴に当院に紹介受診した.心臓超音波検査にて左室内腫瘍と診断した.術中超音波検査を左室表面から施行,左室切開部位を決定し腫瘍を摘出した.術後22日目に軽快退院した.
日本臨床外科学会雑誌
日本臨床外科医会雑誌
日本臨床外科医学会雑誌
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