福山市民病院外科
2016 年 77 巻 9 号 p. 2197-2200
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症例は44歳,男性.2014年9月,特発性食道破裂に対し左開胸で食道穿孔部縫合閉鎖,胃穹隆部によるfundic patchを施行した.術後経過良好で術後18日目に退院.その後,大きな合併症なく経過していたが,術後約7カ月後に嘔吐を主訴に入院.CTで横隔膜ヘルニアに伴う胃捻転を認め,内視鏡的整復後に手術となった.特発性食道破裂術後の横隔膜ヘルニア発生の報告は比較的少なく,若干の文献的考察を加え報告する.
日本臨床外科学会雑誌
日本臨床外科医会雑誌
日本臨床外科医学会雑誌
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