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全日本鍼灸学会雑誌
Vol. 54 (2004) No. 4 P 568-580

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http://doi.org/10.3777/jjsam.54.568

  • 抄録

六世紀に仏経経典と共に中国医学が日本に紹介されて以来、日本の医学は中国医学をべ-スとして独自の発展を遂げてきました。従って、飛鳥時代から明治時代にいたる1300年間、日本の医学の中心は漢方・鍼灸でした。しかしながら、明治時代になり、当時の政府により西洋医学が制度化してからは、漢方・鍼灸は人為的に衰滅せしめられ、「時代後れ」あるいは「非科学的」という印象を与えられてしまいました。ところが、今日、漢方・鍼灸は諸外国の学者や国内の研究者により科学的な裏付けがなされ、次第に見直されつつあります。
このように-旦衰退したかに見えた漢方・鍼灸は、現在再び新たな発展を遂げつつありますが、こうした東洋医学の復興の過程における千葉県の先達の貢献・業績は誠に多大なものがあります。本稿ではその先達の業績を思い起こしてみたいと思います。
東洋医学の普及と研究は、今後、益々盛んになってくるものと期待されますが、私達はこうした先達の業績を忘れず、常に基礎を大切にして、互いに切磋琢磨していくことが必要です。

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