全日本鍼灸学会雑誌
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「卒後教育を考えよう」
後藤 修司山田 勝弘北小路 博司小川 卓良山岡 傳一郎
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2005 年 55 巻 5 号 p. 684-696

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抄録

まず後藤より、鍼灸師が国民医療の担い手として機能する条件を満たしていくための卒後教育、そして卒前教育も同時に考える必要があるという視点からの提言と、社会へのアピールとしても免許更新性を考えたらどうかと提案した。山田は、鍼灸治療の本質は「不定愁訴の治療」であり、「家庭鍼灸師」になるべきと提案があり、卒後教育は、学校、業界、学会が一体で具現化することが必要と発言した。北小路は、明治鍼灸大学附属病院と鍼灸センターの有機的連携により構築された、卒後教育システムの紹介をした。内容は、医療との連携にても通用する卒後研修であった。小川は、自身の治療院でのスタッフ教育と、教員養成施設での経験から、開業免許などの新しい制度を考えるべきと提案した。山岡は、愛媛県立中央病院東洋医学研究所での卒後研修プログラムについて、お灸によるケア技術、全人的病人把握法としての時系列分析法等の紹介があった。フロアからは、卒後研修の内容や、卒前教育における改善等についての発言があった。

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