日本臨床麻酔学会誌
Online ISSN : 1349-9149
Print ISSN : 0285-4945
ISSN-L : 0285-4945
—日本臨床麻酔学会第25回大会 パネルディスカッション—
21世紀の麻酔器について
人と麻酔器のインターフェース
後藤 隆久
著者情報
ジャーナル フリー

2006 年 26 巻 5 号 p. 522-526

詳細
抄録
  21世紀の日本は少子高齢化が進む. 高齢者が増えるので手術件数は増えるが, 労働力人口は減るので麻酔科医は増えないと思われる. そこで21世紀の手術室では, ASA分類1~2度の患者の低侵襲手術の麻酔は自動化, 遠隔操作化すべきと思われる. LANで麻酔科医に伝える情報として, バイタルサインなどのほかに, 麻酔器の作動状況が考えられる. 21世紀の麻酔器はデジタル化, ネットワーク化が進むだろう.
著者関連情報
© 2006 日本臨床麻酔学会
前の記事 次の記事
feedback
Top