日本臨床麻酔学会誌
—日本臨床麻酔学会第27回大会 シンポジウム—神経麻酔,神経集中治療における脳脊髄保護
神経麻酔における脳脊髄保護のための戦略: 神経モニタリングとその麻酔管理の重要性
川口 昌彦古家 仁
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28 巻 (2008) 4 号 p. 543-551

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抄録

 神経麻酔後の神経傷害は多岐にわたるため, 脳脊髄虚血や損傷に対する脳脊髄保護, 頭蓋内圧のコントロール, 神経モニタリングによる傷害の早期発見, 病変や機能野同定など, 病態や術式に応じさまざまな戦略が必要とされる. 軽度低体温療法については臨床試験の結果をふまえ, その適応が見直されている. 周術期の血糖管理についてもその重要性と管理法が議論されている. 神経モニタリングとしての運動誘発電位やてんかん焦点同定は麻酔管理に大きく影響されるため, 麻酔管理を含めたモニタリング法が要求されている. 神経モニタリングを含めた脳脊髄保護戦略について概説する.

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© 2008 日本臨床麻酔学会
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