日本臨床麻酔学会誌
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講座
痛みの強さの客観的評価
有田 英子小川 節郎花岡 一雄
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2009 年 29 巻 1 号 p. 35-42

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抄録

  痛みは主観的な感覚であり, その測定・評価は難しい. 痛みの強さの測定についても, visual analogue scale (VAS) など, これまでにいくつかの評価法が提示されているが, いずれも主観的な測定法であった. この度, 患者がもつ痛みを, 痛みを伴わない異種感覚に置き換えて定量評価する知覚・痛覚定量分析装置が考案された. これにより, より客観的に痛みの強さを測定することができ, 患者間の痛みの強さや, ある患者の長期にわたる痛みの強さの比較・検討が可能になると考える. VASと比較した臨床データの一部を提示する.

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© 2009 日本臨床麻酔学会
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