自治医科大学麻酔科学・集中治療医学講座
2013 年 33 巻 4 号 p. 634-638
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小児に対する末梢神経ブロックは,全身麻酔や深鎮静下に行われることが多いため,超音波ガイド法の有益性は非常に高い.小児の超音波ガイド下神経ブロックの特徴として,神経組織は浅い部位に存在するため,超音波プローブは高周波リニアプローブが適しており,画像の描出性は良好なことが多い.しかしながら,神経組織のサイズは小さく,誤穿刺に注意すべき他の組織との距離が近いため,超音波ガイド法であってもより精度の高い穿刺手技が要求される.
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