日本臨床麻酔学会誌
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麻酔科医に必要な気道確保のポイントと教育(第2回)
DAMの教育とインストラクター制度 (1)安全な気道管理に必要な環境整備
車 武丸
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2014 年 34 巻 4 号 p. 627-631

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抄録
  気道確保の目的は酸素化の維持である.患者要因,手術要因,施行者要因,環境要因などによって最適な気道確保方法は異なる.したがって,安全な気道管理のために配備すべき器材について,一般論的に述べることは困難である.本稿では文献的考察に加え,筆者の個人的見解も含め,安全な酸素化の維持のためには何が必要か,術前評価,マスク換気,声門上器具,気管挿管,外科的気道確保,体外循環に分けて考察する.
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© 2014 日本臨床麻酔学会
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