日本臨床麻酔学会誌
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日本臨床麻酔学会第35回大会 招待講演
ビッグデータ解析の一例としてのNGS解析とその周辺
門田 幸二
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キーワード: NGS, Linux, R, RNA-seq
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2016 年 36 巻 5 号 p. 537-543

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抄録

次世代シークエンサ(NGS)は,医療やライフサイエンス分野の諸課題を効率的に解決するための実験機器の一つである.麻酔がもたらす作用メカニズムの解明にも,おそらく利用されているか利用されつつある.例えば,麻酔に伴う重篤な合併症に関連した遺伝子,低酸素や低体温応答関連遺伝子の同定などが考えられる.ほかにも麻酔薬がどの神経細胞中の,どの遺伝子(転写物またはRNA)の発現レベルに,どの程度の投与量で作用するかについても適用可能であろう.本稿では,典型的なビッグデータである大量の塩基配列データ(NGSデータ)を効率的に扱うための取り組みを紹介する.

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© 2016 日本臨床麻酔学会
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