日本臨床麻酔学会誌
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仙骨管の狭小により硬膜外内視鏡を断念した2症例
渡辺 和彦奥田 友宏高橋 哲也山田 茂行大島 孝佐藤 哲雄
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2002 年 22 巻 6 号 p. 242-246

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抄録

難治性の腰痛,下肢痛の治療を目的として行った硬膜外内視鏡38の自験例のうち,内視鏡の挿入経路である仙骨管が狭小していたため内視鏡の挿入が不可能であった症例を2例経験した.仙骨裂孔上端,すなわち仙骨管入口部での仙骨管前後径の平均は5~6mmだが2mm以下が5%存在する.仙骨ブロックの際に施行が困難であった症例では,内視鏡を行う前に仙骨管の狭小を想起してMRIあるいはCT検査などによる仙骨管の検索が勧められる.

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