日本臨床麻酔学会誌
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気管支食道瘻をバルーンカテーテルで閉鎖し, A-Cバイパス術, PDA閉鎖術を行った一症例
粟田 正樹柳下 芳寛小田 典子高橋 伸之与五沢 桂子与五沢 利夫
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1986 年 6 巻 2 号 p. 170-174

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抄録

気管支食道瘻を有する患者のPDA閉鎖術, A-Cバイパス術, 気管支食道瘻閉鎖術に際して, バルーン付き Berman アンギオカテーテルを利用して呼吸管理を行った. カテーテルを経鼻, 経食道的に瘻孔内に導き, 先端バルーンを膨らまし瘻孔を閉鎖した. 術後, 肺合併症を起こすこともなかった.

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