日本臨床細胞学会雑誌
Online ISSN : 1882-7233
Print ISSN : 0387-1193
特集 <検体採取・塗抹法の精度管理 (検体採取・塗抹法の工夫と効果)>
甲状腺穿刺吸引細胞診における検体採取と塗抹法の精度管理
柳瀬 友佳里廣川 満良前川 観世子隈 晴二網野 信行中村 靖司宮内 昭
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49 巻 (2010) 6 号 p. 431-436

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抄録

甲状腺癌取扱い規約第 6 版では, 検体不適正標本は細胞診総数の 10%以下が望ましく, 10%を超える場合には採取方法, 標本作製方法についての検討が必要と明記されている. 本稿はこれらの精度管理について述べたものである. 穿刺は必ず超音波ガイド下にて行い, 診断に最適な部位から採取すべきである. 穿刺した材料は注意深く観察し, 適切な塗抹法を選択しなければならない. われわれの経験では, 穿刺結果を穿刺医へフィードバックすることにより検体不適正率の顕著な改善がみられた. 細胞診検体の品質を向上させるためには, 穿刺医, 細胞検査士, 診断医が一丸となって精度管理に積極的に取り組む姿勢が大切である.

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© 2010 特定非営利活動法人 日本臨床細胞学会
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