川崎医科大学病理学教室
京都民医連中央病院
1997 年 36 巻 2 号 p. 128-131
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筋上皮細胞の多彩な形態像を明らかにする目的で, 多形腺腫30例の塗抹標本を対象に形態学的検討を行った. 筋上皮細胞は上皮様集塊型, 形質細胞様型, 粘液腫様型, 紡錘形細胞型の4型に分類することができ, それぞれの出現頻度は46.7%, 60.0%, 66.7%, 20.0%であった. これらの型は単独で出現するよりも混在してみられることが多く, 多彩な形態をした筋上皮細胞がみられることが本腫瘍の特徴と考えられた.
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