日本臨床細胞学会雑誌
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後腹膜原発漿液性腺癌の1例
広川 満良坂元 和宏清水 道生鐵原 拓雄畠 栄藤原 恵一
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1998 年 37 巻 1 号 p. 100-102

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抄録

後腹膜に原発した漿液性腺癌の1例を報告する.症例は54歳, 女性で, 後腹膜腫瘍のCTガイド下穿刺吸引細胞診にて腺癌と診断されたが, 原発巣を見出すことができず, 試験開腹により後腹膜原発の漿液性腺癌と診断された.穿刺吸引細胞診では, 核小体が目立つ大型の異型細胞が小集塊状に出現し, 細胞質はレース状であった.背景には多数のリンパ球が観察されたが, 砂粒体はみられなかった.

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